名古屋でリフォーム|守山区・千種区・中区を中心に名古屋市全域で対応

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建設業許可番号:愛知県知事 許可(般-15)第102611号

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キッチンリフォームで陥りがちな9つの失敗例

まずは、キッチンのリフォームでありがちな失敗例を9つ紹介します。

 

①リフォーム前と比べて調理スペースが狭くなった

②調理台の高さが身長と合わない

③通路幅が狭くて動きづらい

④既存の家電を置けなくなった

⑤ゴミ箱の設置スペースがない

⑥新設・増設した家電や収納が無駄になった

⑦キッチンの場所を移動したら調理環境が悪くなった

⑧キッチンの間取りを変えたら調理の音や臭いが気になるようになった

⑨予算を重視しすぎて十分な設備を整えられなかった

 

1つずつ見ていきましょう。

 

①リフォーム前と比べて調理スペースが狭くなった

キッチンリフォームにおいて、まず意識しておきたいのが調理スペースの広さです。

 

作業効率を上げようとして、コンロを2口から3口に増やしたり、シンクの大きさを広げたりしたところ、下ごしらえや盛り付けをするための調理スペースが狭くなってしまい、かえって作業効率が落ちてしまったというケースがあります。

 

一般的に、調理スペースの幅は60~90cmが理想といわれているため、最低でも60cmは確保しておいたほうがよいでしょう。

 

②調理台の高さが身長と合わない

調理台の高さもリフォーム時に見逃しやすいポイントの1つです。身長と高さの合わないキッチンは、ただ使いづらいだけでなく、腰や首、肩など身体への負担も大きくなってしまうため、設計の段階で必ず高さもチェックしておくようにしましょう。

 

なお、調理台の高さは「身長÷2+5cm」で導き出される数値が目安とされています。

 

(例)

身長150cmの場合:150÷2+5=80cm

身長160cmの場合:160÷2+5=85cm

身長170cmの場合:150÷2+5=90cm

 

上の例のように、身長によって最適な高さが変わってくるため、メインでキッチンに立つ人の身長に合わせて設定しておくとよいかもしれません。

 

③通路幅が狭くて動きづらい

動きやすいキッチンにするためには、通路幅のチェックも忘れてはいけません。

 

キッチンの形状やサイズにばかり気を取られてしまい、リフォーム前よりも通路が狭くなってしまったという事例も少なくないため、スムーズに人とすれ違えるかどうか、冷蔵庫の扉や食器棚の引き出しを開けたときに中の物を出し入れしやすいかどうかなど、作業動線をイメージしながら最低限必要な広さは確保するようにしましょう。

 

ちなみに、キッチンの通路幅は、1人作業の場合は90cm程度、2人作業の場合は120cm程度が目安といわれています。

 

④既存の家電を置けなくなった

冷蔵庫や電子レンジなど、もともと使用していた家電がサイズオーバーで置けなくなってしまったというのもありがちなミスの1つです。特にサイズの大きい冷蔵庫は、移動させる際にもある程度のスペースを必要とするため、設置場所だけでなく、搬入経路の寸法も忘れずに確認しておきましょう。

 

また、サイズはクリアしているものの、電源コードが届かなかったり、差し込み口が足りなかったり…と、コンセントの配置ミスによって家電が置けなくなるケースも多々見られます。延長コードやたこ足配線などを活用して対処することもできますが、見た目が悪くなるうえに、転倒や火災などの危険性も伴うため、必要に応じてコンセントの移設・増設工事も行うようにしましょう。

 

⑤ゴミ箱の設置スペースがない

キッチンには欠かせないゴミ箱の設置場所も意外と確保し忘れやすいので注意が必要です。分別用に複数のごみ箱を置く場合はそれなりのスペースが取られるため、設計の段階でゴミ箱置き場を決めておくようにしましょう。

 

⑥新設・増設した家電や収納が無駄になった

キッチンのリフォームでは、利便性を高めるために、食洗機やパントリー、床下収納といった設備を新しく取り付けるケースも珍しくありません。

 

しかし、こうした設備は人によって向き不向きがあるため要注意。設備を強化したことで前より家事が楽になったという人がいる一方で、せっかく設置したのにほとんど出番がなかったという人も一定数存在するため、無駄な出費を出さないよう、本当に必要かどうかをじっくり検討したうえで、設置の有無を決定するようにしましょう。

 

⑦キッチンの場所を移動したら調理環境が悪くなった

家事動線を改善するためにキッチンの場所を移動することもあると思いますが、安易に場所を移してしまうと調理環境が悪くなってしまう可能性があります。

 

例えば、窓辺にあったキッチンを移動させたことで日当たりが悪くなってしまったり、逆に、キッチンを明るくしようと窓を設置したら強い日差しで食材が傷みやすくなってしまったり…。レイアウトによっては家具・家電によって窓が隠れてしまうこともあるため、移動を伴うリフォームを行う際は、日当たりや風通しの良さなど調理環境にも配慮したうえで、間取りを決めるようにしましょう。

 

⑧キッチンの間取りを変えたら調理の音や臭いが気になるようになった

家族の様子を見守りながら調理ができる対面式のキッチン。独立キッチンや壁付けキッチンからレイアウトを変更するケースも多いですが、家族とコミュニケーションが取りやすいというメリットがある一方で、調理の音や煙、臭いなどが生活スペースに広がりやすいというデメリットも存在します。

 

また、中には、対面キッチンの代表格として高い人気を誇る「アイランドキッチン」に憧れを抱いている方もいるかもしれませんが、こちらはおしゃれな空間を演出できる一方で、調理スペースが丸見えで散らかっている様子が目立ちやすいという懸念点も。

 

どのタイプも良い面もあれば、悪い面もあり、ふわっとしたイメージや憧れだけで決めてしまうと大きな後悔につながる恐れがあるため、マイナス面もしっかりと把握したうえでリフォームの内容を検討するようにしましょう。

 

⑨予算を重視しすぎて十分な設備を整えられなかった

キッチンのリフォームは、費用をかけようと思えばいくらでもかけられるため、あらかじめ全体的な予算を決めておくことが重要です。しかし、ここで予算を絞りすぎてしまうと、満足度の低いキッチンになってしまうため、むやみなコストダウンはおすすめできません。十分な設備が整えられず、追加工事で余計な費用が発生してしまったなんてことにもなりかねないため、一定のクオリティを保てるよう妥協点は慎重に検討しましょう。